当サイトにお立ち寄り下さり誠にありがとうございます!
管理人のaotoramonです!!
いっぱいドラえもんについて語りたい!
のに、なかなか日々の忙しさに追いやられて記事更新が進まない日が続いております!
そうです、言い訳です。
いけないですよね…。情けないですよね…。
自分自身に課したノルマがなかなか達成できないのが現在の私の弱さであり、
その弱さを克服するためにもガンガン記事更新をして参りたいのですが…。
弱気になってはいけない!
自分のペースでやっていけばいいさ!!
私にできることは、ドラえもんを通じて新発見や再発見、気づきやヒラメキをお届けすること!!
気を取り直して本日も、
『映画ドラえもん のび太の新恐竜』についての感想・意見記事をお送りして参ろうと思います!
この度の記事では『のび太の新恐竜』についての登場人物やストーリーについてネタバレが多くありますので、
もしまだ映画をご覧になっていない方でネタバレは避けたいとお思いの方は、
これより先は読み進めずそっ閉じをしていただくことをオススメ致しますm(__)m
今回の対立する相手は「○○」!?
今回の感想記事では、映画での楽しみの一つでありますゲストキャラクターについてお話しようかと思います!
ゲストキャラクター並びにその作品ならではの登場人物や生物、建物や乗物など、
斬新なアイデアにはワクワクさせられますよね!!
『のび太の新恐竜』でも、
これまでの映画では登場しなかったキャラクターやひみつ道具、生物や建物が描かれていたことは、みなさんご存じだったかと思います!
その中でも今回テーマにしたい内容は、、、
ドラえもん達と相対する組織の存在!!
つまりドラえもん達が戦う敵キャラクターについてです!!
ドラえもんの映画といえば、恐るべき脅威・倒すべき敵の存在も魅力の一つでしょう!
ドラえもん達と対立する勢力の存在が、物語を大きく盛り上げ、また色々な問題・課題を考えさせ、そして想像力を掻き立てます!
黒男にドルマンスタイン、ダブランダーやポセイドン!
魔王デマオンにドラコルル長官、鉄人兵団や妖怪にギガゾンビ!
時にはバンホーさんを始めとする恐竜人や、
パルパルなどの天上人とも対立したり、
ドラえもんたちと映画の登場人物との衝突は日常茶飯事レベルです!
そうした対立勢力は、いわば第3の主役とも言える位置づけに、私が勝手にしているのですがお門違いな表現でしょうか?(笑)
しかし私の中では、そんな対立勢力というのはレギュラーメンバーやゲストキャラクターと同じくらいに大切であり、注目している存在でありドラえもん映画を語る上では不可欠です!
では今回の『のび太の新恐竜』では、
そんな恐るべき脅威・倒すべき相手は誰なのかと言うと、、、!?
なんと、、、
そうした敵は出てこないのです!!!
ショックガンや空気砲を構えてドンパチするような相手は出て来ません!
敵の特殊能力に圧倒されピンチに陥るということにもならないのです!!
しかし倒すべき敵ではありませんが、
ドラえもんたちの行動を抑制しようとする監視役としての対立勢力が登場します!
それがタイムパトロールです!!
今回のタイムパトロールの立ち位置がこれがまた絶妙で、
令和最初の映画ドラえもんで、
タイムパトロールにこんな役回りをさせるものなのかと、
感心や疑問やざわついた複雑な心境を私に与えてくれました!!
これまでピンチの時にはいつも助けてくれて頼りになる助っ人のタイムパトロール!
『のび太の恐竜』や『のび太の日本誕生』、『のび太の南海大冒険』などで、
ドラえもんたちがピンチの時に、新幹線みたいな可愛いフォルムのタイムマシンでかけつけてくれたタイムパトロールでしたが、
今回はドラえもん達に手を差し伸べてくれることはなく、
常に監視役に回るといった立ち位置でした!
ドラえもんの映画は、異世界や別世界での恐るべき敵や脅威との戦いも、
見どころの一つですが、
今回はその対立する相手が、いつも味方になってくれていたタイムパトロールとなっております!
新たに登場する勢力ではなく、みなさんもよく知るあのタイムパトロール!!
しかもドンパチするのではなく、何やら小難しいやり取りと突然の拘束!(のび太くんが逆時計を使おうとしたのが原因ですが)
ドラえもん達がタイムパトロールと諍いを起こすなんて、これまで一度も考えたこともありませんでした!
この件に関しては何とも表現の仕方が見つからず、
私の中のタイムパトロールの印象を(どちらの意味でも)裏切られた感情と、
タイムパトロールという存在意義に納得させられた感情が混ざり合い、
なんとも落ち着きどころがまだ見出せていない不穏な状況が続いているのが私の現状です!
タイムパトロールについて気持ちの落としどころが見つからない私ですが、
とはいっても、今回のお話ではいくつかの新発見をくださった重要な登場人物でありますので、
そうしたいくつかの新発見にも触れながらタイムパトロールについてお話して参りたいと思います!
ジル博士とナタリー長官
新恐竜の研究者「ジル博士」
タイムパトロールとの対立が描かれております『のび太の新恐竜』ですが、
その中心となる登場人物をもう一度おさらい!!
まずはタイムパトロール隊員でありながら、恐竜の研究をしているジル博士!!
ドラえもんでは珍しいダンディーな風貌のキャラクターで、
声の担当は木村拓哉さん!!
ドラえもんにも、こうした大人の男性のキャラクターが登場して嬉しい限りです!
白亜紀に作られた研究所は、内部には恐竜の剥製?模型?が多く置かれ、
牢屋もあったりと、設備は結構仰々しいです(笑)
そんなジル博士は時折、その姿を猿やコウモリに変化させて白亜紀の様子を確認しているようで、
スネ夫やジャイアンにもそうした猿やコウモリの姿を発見されます!
最初は冒頭に登場した恐竜博士と何か関係があるのかと勘ぐってしまったのですが、
私は結びつきや繋がりを見つけることができませんでした(涙)
特に関係なさそうですね!
ジル博士は恐竜が進化するための重要な要素であるミッシングリンクを解き明かすためのヒントを新恐竜が握っていると考察し、新恐竜についての観察・研究を続けていました!
恐竜が好きで研究を続けてきたからこそ、のび太くんの気持ちが分かると語っているジル博士は、
歴史改変を犯すことはできないと、恐竜たちの行く末をただただ見守ることしかできません!
そんな中、のび太くんとキューと出会い、「チェックカード」がのび太くんとキューに反応すると、
のび太くんを拘束から解放し彼らの様子を見守るという選択を取ります!
そんなジル博士の選択への思いには、
のび太くんとキューの行動が、きっと隠されていた歴史の謎の1ページを解き明かしてくれるという願いと、
自分の想像通りもしくはそれ以上の新恐竜の進化を目の当たりに出来るといった興奮が、
胸いっぱいに込められていたことでしょう!!
そんなジル博士は一言で言えば、
冷静で好奇心旺盛な恐竜好きおじさん!!
という感じでしょうか!!
(ファンの方がいれば安易でややイジッたニックネームで申し訳ありません)
でも、ジル博士は私も好きですし、リスペクトしていますし、
まだまだこれからも語っていきたいキャラクターの一人であります!
大人のキャラクターは貴重ですし、色々と妄想も膨らみますし、
素晴らしいキャラクターを生み出してくれたことに感謝申し上げます!!
タイムパトロール「ナタリー長官」
強気な女性上司という性格のナタリー長官!!
ジル博士やドラえもん達に対しても、使う言葉や仕草は堅く冷たい態度!
ドラえもん達が間違ってジュラ紀にタイムスリップした時も監視をしていることから、
担当の部署は恐竜時代全般とかなのでしょうか?(笑)
監視する時代は日替わり?(笑)
その点は分かりませんが歴史改変・恐竜の違法な捕獲を防ぐために日々監視を続けているようです!
声の担当は渡辺直美さん!!
長官だからなのか変わり者なのか、『のび太の日本誕生』のリームが来ていたような制服ではない服を着ていて、
他のタイムパトロールとは違う独特感が出ております!!
ちなみにリーム隊長の制服はこんな感じです!!
任務なので当たり前と言えば当たり前ですが、
歴史改変については厳しく、
「逆時計」を使おうとしたのび太くんをすぐさま拘束してしまう周到性!
その様子からも原理原則・ルール第一といった厳格さが窺い知れます!
冗談を言おうものなら、身体が石化してしまうほどの冷たい視線を向けられそうですね!!
一言でいえば、
絶対正義のメデューサ長官ですかね!!
(こちらもファンの方がいらっしゃったら申し訳ありません。パッと閃いたことを書いてしまった次第でご了承くださいませm(__)m)
でもでも全然、こうした強気な女性キャラクターはウェルカムですよ!!
キラキラした女の子のキャラクターが多いドラえもんですが、
ナタリー長官のような登場人物は身が引き締まります(‘◇’)ゞ
ドラえもん一行とタイムパトロール
さて今回、対立勢力としての登場したタイムパトロールですが、
「ドラえもん一行とタイムパトロール」と題しまして、
勝手な私の個人的な感想で対比構造を述べさせていただきたいと思います!!
このドラえもん達とタイムパトロールの対比構造が、
今回私が一番タイムパトロールに関して強く抱いた感想や意見でもあります!
ドラえもん達とタイムパトロールの対比構造!
それはどういうことかというと、
ドラえもん達とタイムパトロールがそれぞれ、
未来思考と過去思考とを表す役割を担っているのではないか、
と感じたということです!
未来と過去という表現を使い、少しややこしく感じるかもしれませんが、
ドラえもん達のどういうところが未来志向で、
タイムパトロールのどういうところが過去思考なのか、以下にて説明していきたいと思います!
未来思考の役割を担うドラえもん一行
まずドラえもん達ですが、
未来思考の役割を担っていると思う理由の一つに、
物語が始まってから(主にのび太くんですが)、常に目標を決めて行動し、
その目標に辿り着いてはまた別の目標へと歩みを進めています!
常に前へ前へ想像力や考えを巡らし、自分達の身をその先に待つ近い将来へと移動させていきます!
「恐竜の化石を見つけてやる」→恐竜のたまごの化石を見つける!
「キューとミューを白亜紀へ送り返そう」→白亜紀へ行き仲間の住む島に行きつく!
そしてタイムパトロールと出会い、恐竜の絶滅する運命の話を聞くのですが、
のび太くんはその話を受け止められず、なんとかキューとミューや他の恐竜たちを助ける方法はないかと考えに考えます!
隕石の衝突で地球に危険が及び、恐竜たちはその影響で絶滅してしまうから仕方のない事だ!
ということで終わらせないのがのび太くんです!
絶滅する運命でも、どうにか助けられる方法があるかもしれない!
そうして「チェックカード」のおかげで自由の身となったのび太くんとドラえもん達は、
巨大化した飼育用ジオラマセットの島と空間移動クレヨンを使った恐竜救出作戦を実行するわけなんですね!
ここでのポイントは、決められた運命に甘んじることなく、自らが思い描いた未来を叶えるべく思考を働かせて、真剣に誠実に行動に移すということです!
文字にして並べるとだいぶ堅い内容ですが、
つまりは自分が望んだ未来のために一生懸命考えて、その未来に向かって行動しようということなんですね!
ドラえもん達は最後には、恐竜達を助けたいという切実な願望を原動力に、
火山の噴火など地球に異常な変化が起こっている中、それぞれが自分の仕事をして、
遂には巨大化した飼育用ジオラマセットの島へできる限り集めた恐竜たちを移動させることに成功しました!
それを最初から「恐竜の絶滅は仕方のない事なんだ」と諦めていたのなら、
キューとミューも助かりませんでしたし、恐竜から鳥へと進化するヒント・きっかけを発見することもできなかったでしょう!
未来に向けてどういう設計図を思い描いてどう行動していくかは、
目標や願望を叶えるために重要なことですし、
タイムパトロールとの立ち位置を比較したことで改めて考えることのできたポイントでした!
「未来は変えられる」という強い思い!
今回のドラえもん達の行動は蓋を開けてみれば正史だったわけですが、
私たちの現実世界でも、未来は変えられると強く思うことで、
今後に待ち受けている正史としての自らの未来はどんなものでも作ることができると、
そう教えてくれる一幕なのではないかと思います!
過去思考の役割を担うタイムパトロール
過去思考とはどんなものなのか?
よく昔のことを振り返って考えたり、過去のデータや事例や慣例・前例などを重要視したり、
予想できないリスクは取らなかったり、答えがでないことには行動しなかったり、
一言で言えば「慎重」ということでしょうか!
そんな過去思考の役割を担うタイムパトロールですが、
未来がどうなるか分かっているわけですから、
それまでの経緯、プロセス、どの時代に何が起こり、どういった出来事に変化を与えてはいけないのか知っています!
過去の色々な時代で何か目標を立てたり、無暗に過去の環境に改善や改良を加えたりはしないわけです。
過去での些細な行動の一つ一つが、未来に大きく影響することを知っているからです!
だからこそ、タイムトラベルをする一般人の行動には目を光らせ、
歴史改変や密猟などから各時代を守っているわけなんですね!
タイムパトロールは未来の世界が自分たちの時代なわけですから、
常に意識するのは過去の出来事です!
過去の色々な出来事の積み重ねが、未来を作っていることを知っています!
ジル博士もナタリー長官も、ドラえもん達と出会った時には恐竜も救えないことが分かっているので、
さらには隕石が地球に衝突し色々な地上の変動も起こり危険も迫っている中でしたから、
はやく逃げることを命じ、これ以上新恐竜と行動するなら逮捕するとドラえもん達に言い放ちます!
タイムパトロールは過去から未来までを監視し行き来する強大な組織ですので、
各時代の時空犯罪や歴史改変を防ぐために、
厳重な防衛策、ルール、法律に従い行動していることが想像できます!
知識や経験、データや前例などから、
計画を立てたり行動することはとても大事なことだと私は思います!
何かを守るためだったり、危険を回避するためには、
こうした過去思考は必要不可欠でしょう!
私は未来思考と過去思考のどちらが良くてどちらが悪いなどとは思いませんし、
それぞれの考えをバランス良く持つことが重要なのではないかと思っております!
いわば未来思考はオフェンス!過去思考はディフェンスのような役割と言いましょうか!
もちろん考え方についての価値観は人それぞれですので、私の考え方を押し付けるつもりはありませんが、
こうした面にも注目してみると、これまでの映画ドラえもんでも、
角度を変えた瞬間に違った見方ができる作品が数多く見つかるかもしれません!
さいごに
以上、
『のび太の新恐竜』についての意見・感想記事第3弾は、
ドラえもん達とタイムパトロールを対比構造として、
考え方についての感想・意見記事となりました!
みなさんにとって、今回の映画でのタイムパトロールの役割はいかがだったでしょうか?
私の個人的な意見ですが、せっかくタイムパトロールが登場するのであれば、
お馴染みのサングラスの隊長の姿も拝見したいところではありました(笑)
しかし『T・Pぼん』で見た「チェックカード」の登場は、
間違いなく藤子・F・不二雄ファンの心をくすぐったことでしょう!(私はくすぐられました笑)
『のび太の新魔界大冒険』ではエスパー魔美のオマージュとして魔法少女マミが登場していますし、
こういったプチコラボは楽しいですよね!
また次回も『のび太の新恐竜』の変わった角度で注目した感想・意見記事をお送りして参りたいと思います!
今回も大変長文となりましたが、最後までお読み下さり誠にありがとうございました!!
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